白髪染めをする前に毛髪の仕組みをチェック

毛髪仕組み

 白髪は中高年、さらにハゲ・薄毛といえば男性の専売特許と考えている方が案外多いのではないでしょうか。

 

「髪は女性ホルモンで守られているから女の私は大丈夫よ」などと思い込み、誤った知識のもとに自分の髪の毛を虐待しているケースは思いのほか多いのです。特に、さまざまな要因からくるストレスによって心身ともに健康な状態がそこなわれやすい現代では、髪の受けるダメージも相当なものです。その証拠に髪に関する悩みを持つ女性は老若
男女とわず、年々増加しています。

 

すこやかな髪を保つためには、なによりも正しい知識を身につけることがたいせつです。そこでまず、髪のもとはどのようなものなのか、その構造と組成から見ていきましょう。

 

私たちの髪の色は、もともと皮膚が変化してできたものです。皮膚は、主に外界に接している表皮と、表皮のすぐ下にある真皮の二つに大別できます。髪の毛は、この表皮の角層が特別に変化してできたもので、ケラチンと呼ばれるタンパク質によって形成されています。

 

細胞が分裂を繰り返し角化して髪の毛に

 さらに、この髪の毛は、ふだん私たちの目にふれる部分、つまり頭皮の上に出ている部分と、皮膚に埋もれて見えない部分とに区別することができます。前者は毛幹、後者は毛根と呼ばれています。
このうちも毛根は、毛包という管状の組織で包み込まれ、脂を分泌する皮脂腺や立毛筋というもをさか立てる筋肉といっしょに毛穴の下におさまっています。

 

毛根の根っこに当たる部分は、球根状にふくらんでいますが、これは毛球と呼ばれ、髪の毛のいわば根元にあたります。
毛球は底のほうがややへこみ、下方から結合織成分で構成された毛乳頭が深く入りこんでいます。この毛乳頭が周辺の毛細血管によって毛母細胞への栄養補給を行っているのです。そして毛球のもっとも幅の広い部分より下方を毛母といい、毛母細胞からできています。

 

この毛母は文字どおり、髪のもの母体になるものです。毛母細胞は活発に分裂を繰り返して新たな細胞をどんどん生産していきます。分裂によって生まれた細胞は、毛球上部に移動しながら徐々に角化(分化)しで毛に成長していくのです。
髪の毛の大部分は、毛母細胞の分裂によって生じた細胞が角化し、頭皮の上に伸びてきた毛幹が占めています。毛根は三つの層からなり、外側の毛小皮、中間部の毛皮質、中心部の毛髄質に分けられます。

 

毛小皮は「キューティクル」とも呼ばれており、わずか1000分の1mという非常に薄い膜です。そしてうろこ状に重なって毛を取り囲んでいます。。この重なりによってできる模様を紋理と呼んでいます。毛小皮は、毛包中で内家髄質に接して毛の固定に役立っていますが、外部の刺激から毛の内部を守る重要な働きを持っています。そのため毛皮質よりかたく丈夫にできています。

 

健康で正常な毛では、キューティクルの紋理はきれいにそろった波状をし、重なりも密になって有害物の侵入を阻止しています。しかし毛髪が染毛やパーマなどいろいろな要因で痛んでくると、この紋理か浮き上がり、保護する能力も低下してしまいます。

 

白髪染めで髪を染めると、この紋理が浮き上がってしまうので、頭皮も同時にケアしてくれるレフィーネヘッドスパをお勧めしている理由なのです。